凡愚な僕

特に目的はない、適当なブログ

熱伝導率が高めな僕

ブログを始めてみた。
別に暇だからとかではない、むしろブログなんてやってられないくらいには忙しい。
何年後かにこのブログを読み返してノスタルジックな気持ちに浸れるのもまた乙かなと思った、ただそれが理由だ。


実はブログを開設するのは初めてではない。
小学生の時に何度も何度もブログを開設しては閉鎖してを繰り返していた。
余りにもその回数が多かったからか、運営会社に制限をかけられ母親に泣きついたのはいい思い出だ。


昔から行動力だけはすごかったと自負している。
ブログというものの存在を知ったらすぐに自分もやりたくなる。
当時はFC2ブログを利用していたが、カウンター機能(ブログ訪問者を数える機能)を設置したくて小学校低学年の小さな頭をフルに使いながら方法を調べていた。
やっとこさカウンターが設置できて、すごく喜んだのを今でも鮮明に覚えている。


ただ熱しやすく冷めやすい鉄のような子供だったから(今も変わらないが)それだけ苦労したのにすぐやめてしまう。
これまでサッカー、野球、陸上、バレーボール、バスケットボール、書道などなど数多くの習い事をやってきた。
「やってみたい」という気持ちが起こったらその衝動が抑えられないのだ。
でも、先に述べたように冷めやすいからすぐにやめてしまう。


これは中高生の頃のエピソードだが、自分でサイトを立ち上げてそこで物を売って利益を上げてみたいと考えた。
当然、サイト構築のノウハウなんて一切なかったもんだからFC2のカスタマイズ機能を利用して調べてはコピペの繰り返しでECサイトっぽいものを作った。
おそらく規約違反だが、そこでは当時ハマっていたネトゲの育成代行をやっていた。
初めて注文を受けて、その売上は5,000円くらいだった。


「すげー!お金稼いじゃった!!」という達成感と同時に気持ちが冷めて約1か月程度でサイトは閉鎖した。


こんな感じで僕は今まで色々なことに手を出してはすぐにやめてを繰り返してきた。
世間ではこれを”三日坊主”と呼ぶらしいが、それがダメなことだとは全く思わない。


大学に通うようになって、色々な人を見てきた。
多種多様な価値観を持っていて、すごく刺激的だ。
でも、理解できないことが1つだけある。
それは「なかなか行動に移さない」ことだ。


中にはリスクや言い訳染みたことばかりを言って行動しないことを正当化する人が何人かいた。
リスクとはなんなのかを問うても「それって本当にリスクなの?」と思えることばかりだった。
結局はめんどくさいだけだが、それは自分のプライドが許さない。
行動しないことを正当化できる理由を探してそれを言い訳にする人が多いと感じた。


考えているようで結局は何もしていないのと何ら変わりはないのだ。


行動に移してすぐにやめてしまってもそれは自分に向いていないということがわかる。
それだけで数多ある人生の選択肢から1つの消すことができる。
思い付きで始めたことが人生における大きな一歩かもしれない。
行動に移せば、自分が進むべき道が少しずつ明確になると僕は思う。


実は今もかなりの見切り発車で1つの行動を起こしている。
趣味に近い形でやっていることだが、これがもしかしたら後の人生に大きな影響を与えるかもしれない。